2025年09月26日行事報告
茶道体験
今年は園外に出て地域の方と
触れ合う機会を増やすことを
目標にしました。
園から歩いて行けるところに
茶室があり、茶道体験を
やってみました。
図書館の隣にある福庵という
茶室です。
中に入ります。
畳の部屋があります。
畳はあまり見慣れてない子も
いると思います。
茶室に入る前に、ここで靴下を
履き替えます。
茶室に入ります。
正座でお茶の先生のお話を聞きます。
茶道の世界には「結界」というもの
があります。扇子を置くことで、
自分の領域と相手の領域の境界線を
引くそうです。
後の花は彼岸花とスイフヨウです。
スイフヨウは白ですが、
しばらく経つと…（後ほどのお楽しみ）
壁にかかっている掛け軸は
「平常心是道」と書いています。
穏やかな気持ちでお茶を入れると
いうことですね。
さくら組（年長）は音をテーマに
探究活動を行っていますが、
茶道の世界にも「音」が出てきます。
お湯を入れる音と水を入れる音
も違うのですね。
子ども達も興味深く聞き分けて
いました。
また、音はお湯が沸く音など、次の
所作への合図になるそうです。
茶道で使う道具の説明もして
もらいました。
正座でお話を聞いていますが、
とても集中して聞いていました。
子ども達の新たな一面が見られました。
先生がお茶をたてます。
お茶をたてる様子がホットケーキを
作るみたいという子がいました。
お茶を飲む前に甘いお菓子を
食べます。
お茶の苦さに慣らすためだそうです。
まずは担任の先生から口にします。
美味しそうに食べて、子ども達も
早く食べたいなという表情を
しています。
お菓子を出されたら、手を前に
揃えて、一礼します。
正座をしての礼は初めてだと思いますが、
みんなよくできていました。
待ちに待った和菓子を食べます。
手を開いてお菓子を置いた紙を
持ち上げ、食べるそうです。
その後はお茶です。
右回りに回して絵柄を相手の
方へ向けるそうです。
普段抹茶を飲めない子も
美味しかったと言っていました。
お代わりしたいという声も
ありましたね。
先ほどのスイフヨウの花が
少しピンク色に変わって
きました。
あら、不思議です！！
最後にまた音の世界を
体験しました。
水琴窟というものです。
柄杓の水を流してしばらく
すると、地面の方から
音が響き渡ってきました。
「水道管！？」という声が
あがりましたが、正解は
甕（かめ）があり、水の落ちる
音が反響する仕組みだそうです。
今日は暑いですが、何だか
涼しくなった感じがしました。
短い時間でしたが、とても貴重な
体験ができました。
「また後で来たい！！」
「今度またやってみたい！！」
という声が出てきたのは
何より嬉しいことです。
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